腫瘍科担当獣医師の西戸です。
11月15日から17日に大阪で動物臨床医学会の年次大会が行われます。
この学会は大阪で行われる学会のなかで最も大きい学会で、遠方からも多くの動物病院関係者が集まります。
この学会で当院から5名が発表する予定です。
整形外科の野尻先生、寺前先生。
腫瘍科の私。
一般診療科の佐伯先生、杉山先生です。
学会での発表は多くの人の前で話をするというプレッシャーもありますが、病院のアピールにもなりますし、発表を通して勉強になる部分も多くあります。
また昔話をしますが、
私が小学生の頃、国語の教科書を人前で読むことが苦手で、緊張して声が震えたり、言葉がつまってしまったりしていたことをよく覚えています。
今は全く緊張しないということはありませんが、当時より明らかにしにくくなったように思います。
緊張するしないはどこかで変われるのではないかと考えていますが、人はなぜ緊張してしまうのでしょうか?
私がこの方の一言でなるほどと思ったことがあります。
麻布大学腫瘍科の研修医をしていた当時、先輩からの一言でした。
「人前で良いかっこうをするな。間違ってもいい。失敗しても大した問題ではないと思って人前でしゃべれ。失敗してはいけない恥をかいてはいけないという思いがお前を余計に緊張させるんだよ」と教えられました。
その時私は確かにそうだなと思いました。
麻布大学腫瘍科では人前で話をすることが多く、そこでの経験が今につながっていると思います。
こんなお話をしていても学会当日の発表は緊張してしまうんですけどね。
頑張ってきます。
腫瘍科担当獣医師 西戸