①に引き続き第2段ということで、腫瘍科の西戸です。
1年前のブログにも記載いたしましたが、今年もヒトの放射線学会に行ってきました。
看板の写真は昨年の方がうまく撮れていましたね。
この「2016総合医用画像総合展」で診断用の機器を実際に見る、操作することが学会参加の目的です。
目的は昨年同様ですが、ヒトの脳腫瘍や肝臓がんの放射線治療のシンポジウムも聞いて勉強してきました。
本題にもどり、プロジェクトの中に新病院に新しい診断用の機器を導入することを予定しております。
ひとつは『CT』です。
今まで他の病院に撮影していただき、その後に治療を行ってきました。CTを導入すれば、診断後すぐに治療が開始できるというメリットがあります。昨年もCTの機器に関する勉強をしましたが、1年たって新機種ばかりでどんどん進化しているんだなと痛感いたしました。
もうひとつは『レントゲン』です。
現在、撮影した写真をフィルムに現像して飼い主様へ説明させていただいております。
新病院では写真をデジタル画像化し、パネルで説明できるようにしたいと考えております。
昨年はブースの大きさを伝えれなかったので、訪問させていただきました富士フィルムさんのブースの上部を撮ってみました。展示ホールは10000m2以上あり、高さ19mもあるそうです。
獣医の学会では考えられないですね。
新しいCTやレントゲンの導入。これは飼い主様へ満足していただける病院づくりの一つにすぎません。
プロジェクト内容はまた第3段でお伝えいたします。
腫瘍科担当獣医師 西戸