こんにちは。 動物スポーツメディスン科 獣医師の寺前です。
今日は、以前ご紹介した秋田犬の一花(ひな)ちゃんのその後についてご報告します。
一花ちゃんは股関節が緩く(股関節形成不全)、その治療として11ヶ月齢で2点骨盤骨切り術(DPO)という手術を行いました。
その手術をしてから4ヶ月半が経ちました。
当初はまだあどけなさの残る女の子だった一花ちゃんですが…
チャームポイントの耳の後ろの毛はまだ残っていますが、顔つきがすっかり大人っぽくなりましたね♪
これまでの経過をレントゲン写真で追っていきます…
手術前
手術直後
手術直後はまだしっかりおさまっていないように見えたレントゲン像も
時間経過を追うとこの通り…
1ヶ月半後
4ヶ月半後
しっかり大腿骨頭が寛骨臼におさまってくれています。
動画でお見せできないのが残念ですが、歩幅も大きく歩けるようになりました!!
反対側も緩いので今後も経過観察は必要ですが、ひと安心です。
良かったね、一花ちゃん♪
外見はどんどん大人になっていきますが、このまま人なつこく健やかに育ってほしいと願っています。
動物スポーツメディスン科獣医師 寺前