久しぶりの書き込みです。
先日開催されましたヒトの放射線学会参加の報告です。
私自身、初めてヒトの学会に参加しましたが、その規模は獣医の学会とは全く異なるもので驚きました。
学会参加者の人数、メーカーブースの大きさ、発表の内容などなど、新鮮ですごく勉強になりました。
今回学会参加した一番の理由はCT検査機器の勉強で、1日目の午後と2日目の午前中の間ずっとメーカーさんと話をしていました。
合計7社ほどまわりましたが、CT検査機器そのものを見ることができ、
コンピューターで実際シュミレーション画像を拝見できたことにはビックリしました。
獣医の学会では話を聞くことは可能ですが、会場での展示は場所の大きさから無理なのでしょう。
各メーカーでCT機器はコンパクトになり、放射線被爆が少なく、
かつ画像をきれいにというようなスペック的なものはほとんど変わらない様に感じましたが、
微妙に画像の見え方やその調整、そして操作性が異なり、特徴が違うことを知りました。
当院も近い未来にCT検査が可能になるよう準備をすすめておりますが、具体的な時期についてはまだ未定です。
具体的になればまた報告させていただきます。
腫瘍科担当獣医師 西戸