はじめまして。動物スポーツメディスン科の獣医師 山口です。
9月26日から30日まで、オーストリアのウィーンに股関節形成不全の新しい治療法である2点骨盤骨切り術の実習に行ってきました。
従来から行われている3点骨盤骨切り術より術後の歩行がきれい、骨盤狭窄が起こらない等多くの利点があります。ただし適切な時期、正しい手術を行なわないと合併症のリスクが高まります。また合併症が起こったときの対処法も知っておかないと危険です。
当院では過去に100例を超える3点骨盤骨切り術、6例の2点骨切り術を行っています。
今回実習をうけて新たな知識も多く得られました。講師はイタリアの開業医の先生Aldo Vezzoniです。
彼は多くの股関節の手術をしている超有名な先生です。
写真はプラスチックの骨を用いた実習、
ドナウ川、
Vienna獣医科大学、
Vienna(ウィーン)の町並み等です。
動物スポーツメディスン科獣医師 山口